中国人
国慶節
山水画の授業
ようやくの一枚
今日は朝の9時から「2017届书法系博士、硕士论文开题会」という、博士修士を今年度末に卒業する人達が、論文のタイトルとその構想を発表する会がありました。
その前に学食で朝ごはんを食べ、図書室で昨日先生が課題に挙げた本を確認。分厚っ
本当に13日までに読めるのでしょうか〜泣
そして読んだところで、この内容を基にした授業についてけるのか??
泣きそうになりながら、論文开题会の会場へ。
時間を少し過ぎていた事もあって、既に席が無く、仕方がないので違う階の教室へ借りて来ました。会場は熱気ムンムンです。
肝心の内容はというと、日本と違い段取りが悪く、人によって発表時間がまちまちだし、パワポを読み上げるだけの学生もいたりと、なぜ事前にそういう事を統一しないのか、見ていてイライラしました。笑
先生たちは先生たちで学生の話を聞きながらスマホをいじったり、タバコを吸ったり自由にしています。笑
さらに…、飽きたら外に出て行きます。爆
一方、学生達も我が強くて、先生方の指摘に対して、思い切り反論していました。日本だと2度と指導してもらえないのではないかと思うくらいに。
カルチャーショックばかりでしたが、面白かったです。
そして学生達の発表の内容にも刺激を受けました。言葉がほとんど分からないのが辛いところではありましたが、パワポに書いている意味は当然ながら90パーセント位は理解できました。
夜は自分の部屋で課題の臨模。
楷書、篆書、隷書の順に書きました。
2ヶ月ぶり位にまともに筆をとりました。下手くそなので写真にはぼかしを入れつつ、笑
でもこれが中国に来て最初の書だと思うと不出来でも愛おしく思えます。
言葉の面でフラストレーションの溜まることは多いですが、
こんな風にやりたいことに熱中できて幸せです。
指導教官決定
中国に来てからというもの、1番の不安が指導教官が誰になるかということでしたが、今日、希望していた通り、先生が決まりました。
先生の博論の研究スタイルに憧れていたので、本当に嬉しい限りです。
数日前、事務室に顔を出した際には「院生を全員集めた会議の場で、それぞれ担当教官と研究室を振り分けます、その時面接も行われるかも知れません。」とのこと。
面接で自分の考えや思いを少しでも上手く伝えられるようにと、中国語を勉強するため入学式にも参加せず、この数日部屋や図書館やカフェで勉強していました。
最悪の結果を想像しては暗鬱な気持ちでした。笑
昨日はメンバー決定後、先生が同じ研究室のメンバーを集めてオリエンテーションをしてくださり、
10月13日までに
・唐楷の臨模
・漢代の八分隷の臨模
・金文もしくは清篆の臨模
・『中国思想史』という3冊セットの本、及び『書法是万人之芸術』という本を読む。
という課題を笑顔でお出しになりました。
思想史の方が割とガチな本です。
この2週間で本当に読めるのか、読んだとしてそれを基に授業が受けられるのか心配ですが、頑張ります。
いや〜ここまで順調過ぎる位に順調です。
階段を登ったらそこは
今朝ルームメイトのリースと図書室に行って、カードがまだ使用できないというので、仕方なしに図書室の先生に言われた事務室へ向かい、6階へ駆けのぼったら、普通に屋上でした!!ワオ
日本じゃ今は大学の屋上って立ち入れないですよね。
いやー、僕は高いところ大好きなのでテンション上がっちゃいました。
しかも世界遺産の西湖が見えます。
ちなみに、大学は西湖までは徒歩3分のところにあります。
週末はすごい人なのですが、平日はとても気持ちがいいのでたまに行ってはのんびりしています。
贅沢な時間を過ごさせてもらってます。
もっと天気の良い日に撮りたい。笑
四季で西湖がどんな風に変化していくのか、これからが本当に楽しみです。
ランチは、昨日新たに来た日本の某女子大の子達とともに、いつもの蘭州拉麵へ。
安定の美味しさ。
さすがは美大
今日学校の一階を歩いていると学内で展覧会をやっていました。
なんと今日1日限定の展覧会らしい。
1日のためにこんな立派な、日本の大学が絶対作れない様なオシャレでちゃんとしたポスターかかげて、、、??
本当贅沢。
清代の江南地区の絵画が中心で、すべて学校のコレクションらしいです
いやー、眼福。。。
ちょっと研究のネタになりそうなものも発見しました。揚州八怪との関連で。
いやー、この学校に来て本当に正解だったのかも知れないです。
惜しむらくは一緒にいたリースがお腹空きすぎて、観るのあとにしようと言ってきた事。笑
お前、中国画専攻するんじゃないんかい!!笑
リースとお昼を食べたあと、wifiスポットを求めたリースと別れて、1人で寮に向かって歩いていると
1人の留学生らしき人が重そうな荷物を汗だくで運んでいたので手伝ってあげました。
運びながら話をすると、彼はタイから来て彫刻が専門とのこと。
運んだ先は校門。校門まで友人が車で迎えに来てくれて、もう一つの、象山というところにある校舎まで運ぶらしいのですが、校門に置いてあった彼の作品が素晴らしすぎて…
ジャン
ワオ!!
叫んでしまいました。笑
彫刻が専門で仏像作ってるなんて、凄すぎます。
彼と運んだものは工具の詰まった箱だったのですが、
1人で運ぶの相当大変だったみたいで喜んでくれました。
そう言ってもらえてこちらも嬉しかった。
お互いの部屋番号を確認して、今度ゆっくり話そうという事になりました。
よろしく〜