我的杭州留学

1999年、高校2年生の時に国際交流で訪れた杭州の地。その後、大学、大学院、9年の社会人生活を経て、杭州で留学生となった男のなんてことない日々の記録。

ようやくの一枚

今日は朝の9時から「2017届书法系博士、硕士论文开题会」という、博士修士を今年度末に卒業する人達が、論文のタイトルとその構想を発表する会がありました。

その前に学食で朝ごはんを食べ、図書室で昨日先生が課題に挙げた本を確認。分厚っ

 

本当に13日までに読めるのでしょうか〜泣

そして読んだところで、この内容を基にした授業についてけるのか??

 

泣きそうになりながら、論文开题会の会場へ。

時間を少し過ぎていた事もあって、既に席が無く、仕方がないので違う階の教室へ借りて来ました。会場は熱気ムンムンです。

 

肝心の内容はというと、日本と違い段取りが悪く、人によって発表時間がまちまちだし、パワポを読み上げるだけの学生もいたりと、なぜ事前にそういう事を統一しないのか、見ていてイライラしました。笑

先生たちは先生たちで学生の話を聞きながらスマホをいじったり、タバコを吸ったり自由にしています。笑

さらに…、飽きたら外に出て行きます。爆

 

一方、学生達も我が強くて、先生方の指摘に対して、思い切り反論していました。日本だと2度と指導してもらえないのではないかと思うくらいに。

カルチャーショックばかりでしたが、面白かったです。

そして学生達の発表の内容にも刺激を受けました。言葉がほとんど分からないのが辛いところではありましたが、パワポに書いている意味は当然ながら90パーセント位は理解できました。

 

 

夜は自分の部屋で課題の臨模。

楷書、篆書、隷書の順に書きました。

2ヶ月ぶり位にまともに筆をとりました。下手くそなので写真にはぼかしを入れつつ、笑

でもこれが中国に来て最初の書だと思うと不出来でも愛おしく思えます。

 

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言葉の面でフラストレーションの溜まることは多いですが、

こんな風にやりたいことに熱中できて幸せです。